eMemoryの歴史
2000年の創業以来、eMemory は半導体のロジックNVM技術を牽引してきました。早くも2002年には、最初のNVMソリューションである NeoBitを実用化し、シンガポールのChartered Semiconductor (現在はGlobalFoundries) にライセンスしました。
GlobalFoundriesでの成功により、一流のファブレス・デザインハウスや、世界有数のファウンダリー会社およびIDM社とライセンスを締結することができました。eMemory はこれまで2,150以上のファブレス設計顧客をサポートして います。さらに、IDMは10社をサポートし、ファンダリー・パートナーは25社に上ります。世界30ヵ国で弊社のIPが製品に組み込まれています。
弊社は、NeoBitで最初のブレークスルーを起こしましたが、それに続くNeoFuse、NeoMTP、NeoEE、および、NeoPUF はそれぞれ大成功を収めています。要求に応じさまざまなIPを提供いたします。業界最先端技術とIPの品揃えにより、お客様の開発時間短縮とコスト削減が可能となります。

完全サービスモデルの構築
設計の初期段階からNVM IPを組み込めるようにするための完全サービス・ソリューションを提供しています。eMemory の設計サービス・ソリューション(Design Service Solution (DSS)) は、半導体業界でもっとも完全なシリコンIPライセンス・サービスです。
総合プラットフォーム
顧客からの組み込み型メモリのご要望に真摯に対応しています。顧客のご要求に答えることで、設計、プロセス、および、技術ノウハウが蓄積され、それらは他の追随を許さないレベルに達しています。ロジックNMVシリコンIPの技術開発だけでなく、製品、サービス、さらに、ソリューションを含む完全な総合プラットフォームの構築に邁進しています。
eMemory のロジックNVMシリコンIPプラットフォームを使えば、ファブレス・デザインハウスはベンダーやプロセスを自由に選択できます。IDMには製品のシュリンクを可能とし、貴重なプロセス技術ノウハウを供与いたします。
これまでの実績

Foundry Partners

Patents Issued

Customer Tape-Outs

Wafer shipped
主要メンバー紹介

本社会長
徐 清祥
(チャールズ・シュー)
チャールズ・シュー博士はeMemory Technology Inc.の会長であり設立者の一人です。2000年にeMemoryを設立し、最先端NVM IP(不揮発性メモリIP)技術で市場に革新をもたらしました。彼のリーダーシップの下、eMemoryは重要な技術的ブレークスルーをいくつも行ってきました。 ロジック・プロセス互換の不揮発性メモリ(ロジックNVM)の開発では世界有数の企業となっています。2019年に、彼は新たにPUFsecurity Technologyを設立しました。この会社は、来るべきコネクティッド・ワールドでのデータ保護を実現するため、PUF技術を用いたハードウェア・セキュリティIPソリューションを提供します。
シュー博士の職歴を紹介しますと、彼は、まず、米国ニューヨーク州IBMトーマス・J・ワトソン研究所に就職しました。1992年に台湾に帰国し、国立清華大学(NTHU)の電気工学の教授に就任しました。大学在任中に終身教授となり、台湾の研究所・擔任自強中心及育成中心 (Tzu-Chiang Institute and Incubation Center) で指導・監督に当たりました。1998年にはNTHUの電子工学の学部長に指名されました。
NTHUの電気工学の学士号、イリノイ大学の修士号と博士号を取得しています。 半導体デバイス関連で200件を越える特許を持ち、120件以上の論文を発表しています。彼の研究および発明に対して、業界および大学関係者から絶賛の声が上がっています。

社長
何 明洲
(マイケル・ホー)
2021年に社長に就任。20年近くeMemory に勤務し、マネージメントの経験を積んできました。企業の成長を促すためのビジネス専門知識を自分のものとしています。2002年に入社以来、さまざまなマネージメント職に就いています。社長就任直前まで上級副社長として、ワールドワイドのセールス、製品のマーケティング、グローバル・ビジネス開発、および、顧客技術サービスを統括していました。過去には、技術のプラットフォーム開発も統率していました。2008年からは販売チームのリーダーとして活躍し、ロジック・プロセス互換の不揮発性メモリ(ロジックNVM)で弊社が市場のリーダーとなりましたが、それは彼無しでは実現できませんでした。
ホー氏はeMemoryに入社する前は、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) に勤務、不揮発性メモリ技術開発の数々のプロジェクトに参加していました。国立清華大学(NTHU)で電気工学の修士号を取得。半導体分野で30件を超える特許を保有しています。

上級副社長 事業開発
盧 俊宏
(クリス・ルー)
ルー氏は2022年に上級副社長として事業開発責任者に指名されました。ワールドワイド・セールス、製品マーケティング、グローバル事業開発、および、顧客技術サービスを統括します。ルー氏は2002年に顧客技術部門の部長としてeMemoryに入社しました。2012年からOTPビジネス・グループを率い、彼の支援により12nm、7nm、および、5nmなどの最先端プロセス・ノードのOTP SIP開発を成功させることができました。 ルー氏の牽引により、eMemoryはOTP SIP製品の主要企業に成長し、TSMCベストIPパートナー賞を12年連続で獲得しています。
eMemory入社前は、Philips とTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)に勤務、プロセス関連のR&Dプロジェクトに参加していました。それ以前に、ルー氏は国立台湾大学(NTU)で光通信・光電子工学の修士号を取得しています。半導体技術分野で40件を超える特許を保有しています。

副社長 OTPビジネス・グループ
陳 信銘
(シン・ミン・チェン)
チェン氏は2022年、OTPビジネス・グループ長に就任しました。OTP SIPの技術革新と製品開発を統括しています。2002年にeMemoryに入社以来、組み込みOTPメモリ開発とPUF(Physical Unclonable Functions:物理複製困難関数)技術開発の中心的存在でした。eMemory入社以前は、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) にて不揮発性メモリと先端プロセス開発に従事していました。国立清華大学を卒業し、同大学院にて電気工学の修士号を取得しています。半導体分野で200件以上の特許を保有しています。

副社長 研究・開発
何 建宏
(ジョン・ホー)
ホー氏はeMemoryの副社長、2014年に現職に就き、技術センターの運営責任者です。また、製品の組み込みが正しく行われていることを保証する責任者でもあります。2000年にeMemoryの設立者の一人として参加し、コア技術とSIPのR&Dを専任としていました。eMemory入社以前はVanguard International Semiconductor (VIS) にてメモリ設計と開発を行っていました。国立交通大学 (NCTU) を卒業、同大学で電子工学の修士号を取得しています。
