eMemory Technology Inc.は、不揮発性メモリ(NVM: Non-volatile memory)をロジック・プロセスで実現する台湾の企業です。同様の製品を開発・提供している専業メーカーの中では世界最大の会社です。世界中の半導体ファンダリー、IDM (Integrated device manufacturer)、および、ファブレス・デザインハウスにIP (Intellectual property)をライセンスしています。

eMemory固有のIP技術にはNeoBit、NeoFuse、NeoMTP、NeoEE、および、NeoPUFがあります。これらのコア技術は、家電製品、工業製品、および、自動車などのさまざまな用途に使われ、弊社のIPを搭載したIC製品数はすでに600億個を超えています。

eMemory Japan

eMemory Japan (イーメモリージャパン) 合同会社は台湾のeMemory Technology Inc.社の子会社として2022年4月1日に設立されました。本社と共同で、不揮発性メモリIP(Intellectual Property)の回路・レイアウト設計を行います。また、日本のお客様の製品開発のサポートをいたします。

社長、および、ゼネラル・マネージャー紹介

社長

何 明洲

(マイケル・ホー)

2021年に社長に就任。20年近くeMemory に勤務し、マネージメントの経験を積んできました。企業の成長を促すためのビジネス専門知識を自分のものとしています。2002年に入社以来、さまざまなマネージメント職に就いています。社長就任直前まで上級副社長として、ワールドワイドのセールス、製品のマーケティング、グローバル・ビジネス開発、および、顧客技術サービスを統括していました。過去には、技術のプラットフォーム開発も統率していました。2008年からは販売チームのリーダーとして活躍し、ロジック・プロセス互換の不揮発性メモリ(ロジックNVM)で弊社が市場のリーダーとなりましたが、それは彼無しでは実現できませんでした。

ホー氏はeMemoryに入社する前は、Taiwan Semiconductor Manufacturing Company (TSMC) に勤務、不揮発性メモリ技術開発の数々のプロジェクトに参加していました。国立清華大学(NTHU)で電気工学の修士号を取得。半導体分野で30件を超える特許を保有しています。